三重県内の情報, 未分類

近年、行政職場においても対面式の「会議」から、円卓型の「ワークショップ」に話し合いの場が変わってきたように感じます。

静岡県牧之原市では、市民の皆さんが地域づくり・まちづくりに参加する仕組みとして、自治会で「男女協働サロン」を開催しています。
さらに進行役も、市民がファシリテーターとなりワークショップの手法を用いて話し合いを行っています。
このサロンの中で策定された「地区津波防災まちづくり計画」は、策定までの過程において高い評価を受けています。

三重県でも「ワークショップ」の有効性について理解しようとしている人は多いのではないでしょうか。

このほど、「ワークショップ研究会」が発足されます。
ワークショップ研究会は、演劇、まちづくり、アート、課題解決等ジャンルの垣根を越えワークショップ実践の現場をつなぎ、知を共有する事を目的としています。

当センターで「フューチャーセンターの社会実装に関する研究会」の座長を務めていただいている皇學館大学教育開発センター助教 池山 敦 氏もメンバーとして参加されており、「連携」や「対話」という観点からも非常に興味深い取組となっています。

そのキックオフとしての第1回カンファレンスが2017年2月18日(土)に開催されます。ワークショップの有効性を再確認する機会としても参加してみてはいかがでしょうか。

ワークショップカンファレンス2017 http://workshop-k.jp/


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11月13日(日)に、名張市・名張市教育委員会主催の「教福連携名張サミット2016 ~名張市地域福祉教育総合支援システムキックオフ大会~」に参加してきました。

名張市が構築を目指す「地域福祉教育総合支援システム」について、地域、行政関係機関、各種団体が一堂に会し、趣旨を確認するとともに、名張市の取組みを発信することを目的としたシンポウジウムでした。コーディネーターから基調提起がなされた後、学識者・行政・地域それぞれの立場における地域連携の必要性等について、コメンテーターから発表がありました。

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名張市の地域福祉教育総合システムは、子育て、貧困、福祉、教育等が複雑に絡まる地域課題の解決に向けて、今まで個々に活動してきた各分野を有機的につなぐためのネットワークという印象を受けました。縦割りでは解決が難しい問題に、分野横断的に取組むという考え方は、地域課題がより多様化・複雑化していると言われる現代社会において、必要不可欠であると言えます。

また、「地域住民の主体的な活動が、よりより地域づくりのすべての土台になる」と、コメンテーターが口を揃えて発言していたことも印象的でした。名張市が総合システム化を進められる背景として、10年以上前から「地域づくり組織」によるまちづくりを進め、住民主体の地域づくりに対する意識が根付いていることが大きいと思います。地域自治組織の必要性を改めて実感しました。

基礎自治体の職員としては、決して仕事や責任を地域に丸投げすることなく、地域に足を運び、地域の想いや課題を理解し、ともに考えていく姿勢が大切であると感じました。そして、地域ではどうしても解決が難しい課題に対しては、行政が対応できるような体制づくり(補完の関係)が重要と考えます。

(主任研究員・佐々木)

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11月13日(日)に、名張市主催による「名張市地域福祉教育総合支援システムキックオフ大会 ~教福連携名張サミット~」が開催されます。
この大会は、福祉や子育て、教育等に係る複合的な課題を抱える対象者に対し、地域住民や地域の関係機関等によるネットワークを強化し、包括的に支援していくことを目的とした名張市地域福祉教育総合システム事業の一環であり、当センターも後援しています。

事前申し込み不要、入場無料となっておりますので、ぜひご参加ください。

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機関誌「地方自治みえ9月号」で、広島文化学園大学大学院の岡本陽子教授にご紹介いただいたとおり、
障がいを持つアーティストによる「きらめき・アート2016 企画展」が、 伊勢市の伊勢パールセンターで開催されます。

詳細は下記のとおりです。
どなたでも無料で入場いただけますので、ぜひご参加ください。

 

◆主 催
「きらめき・アート」プロジェクトMie & Kanagawa
(会長 広島文化学園大学大学院教授 岡本陽子)

◆共 催
カラス会 (会長 伊勢パールセンター社長 小西 蔀)

◆後 援
三重県 三重県教育委員会 伊勢市 伊勢市教育委員会 伊勢市社会福祉協議会

◆日 程
平成28年11月19日(土)~21日(月)

◆会 場
伊勢パールセンター(伊勢市二見町松下1742-8 ℡ 0596-43-4311)

対 象
小・中・高等学校、特別支援学校、大学等の教職員(教諭 教育相談担当者、スクールカウンセラー、
スクールソーシャルワーカー 保護者 市民

◆入場
無料

岡本教授からのメッセージ
 自閉症をはじめ障がい者の優れた芸術活動を支援するなかで、障害を持つ子どもの持てる力をエンパワーメントする場の企画等の活動をするため、「『きらめき・アート』プロジェクトMie & Kanagawa」を創設いたしました。今回の「きらめき・アート 2016」企画展は北岡 青(彫塑)、戸崎 健也(絵画)、中野 元洋(書),青木 慎太郎(絵画)等の作品を出展いたします。それぞれのきらめく作品によって多くの皆様に感動と夢をお届けいたしたいと思います。皆様のご参加を心からお待ちいたしております。

※出展者の詳細については、地方自治みえ9月号をご参照ください。

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当センターでは、2016年2月に「就労困難者の雇用創出プロジェクト」を立ち上げ、障がいを抱えているにも関わらず、障害者手帳の交付対象とならないため就労困難な若者も、働くことができるようになるような仕組みを研究しています。
若者の就労支援を行っているサポートステーション(以下、サポステ)のスタッフの方にヒアリングを行ったところ、「チャレンジ体験事業」が有効な支援策であるという意見が挙げられました。この事業は、サポステの利用者が企業に3~4週間通いながら、実践的な職業訓練を行うというものです。
そこで、9月15日(木)に、体験者を積極的に受け入れてみえる、鈴鹿市の中部工業株式会社さんに、感じることを伺ってきました。

中部工業さんは、これまで3名のチャレンジ体験者を受け入れています。もともと障がい者雇用を積極的に進めてきた中で、社内研修等を重ねてきた結果、どんな方でも温かく受け入れる雰囲気が社内に醸成されてきたことが、スムーズな受け入れにつながっているとのことでした。

職場では、体験者と指導員が信頼関係を築けるよう留意する、作業工程を細分化してできそうな仕事を切り出す、様子を見ながら作業レベルを上げるといった配慮をされていました。体験をやり遂げ、成長していってほしいという想いが強く感じられました。

体験者の方から受ける印象を伺ったところ、礼儀正しく真面目で、前向きに取り組んでくれるとのことでした。そして、体験者の前向きな姿勢が、社員のモチベーション向上等、プラスの影響を与えてくれているとのお話もありました。

最後に、就労支援に関して企業の協力を得るためには何が必要と感じるかを伺ったところ、就労支援への協力が社会的に評価されるような仕組みがあれば、協力企業も増えるのではないかというご意見をいただきました。

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今回のヒアリングを通して、まず中部工業さんのような素晴らしい取組みをされている企業が三重県にあることを大変うれしく思いました。と同時に、こうした企業の取組みに対し、もっとスポットライトが当たるような社会になってほしいと感じました。

また、プロジェクトとして、新たな就労支援の仕組みに企業の協力をお願いするためには、企業側のメリットも考えていく必要があるということも改めて感じました。
たとえば全国では、CSR推進企業に対する認定制度等を導入し、企業がCSR活動に取り組むメリットを生み出している自治体も出てきています。
そうした先進事例等を参考にしながら、よりよい仕組みについて検討を続けていきたいと思います。

(主任研究員 佐々木・栗田)