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「若者の雇用」「就労に悩む若者支援」などに興味ご関心のある皆さまへ

『みえ就労ミライサミット』へのご案内

三重県地方自治研究センターでは、昨年2月に「就労困難者の雇用創出プロジェクト」(座長:埼玉大学 石阪督規教授)を設立し、「就労の意思はあるものの就職できていない若者が、いきいきと働けるために必要な仕組みを検討し、社会へ提案していくこと」を目的に、調査研究活動を行ってまいりました。
本年2月には、事業者と若者が気軽に会話できる場として「就活応援カフェ」を開催いたしました。また、「就労(仕事につくこと)意識調査」では、多くの皆様にご協力いただき、若者と事業者では就労意識に差があることも分かってきました。
今回、様々な資料や調査結果、記録を皆様にご報告し、意見交換を行い、共に「働く」ということを考える機会を頂きたいと思っています。
つきましては、下記のとおり「みえ 就労ミライサミット」を開催いたします。
ご多忙の中とは思いますが、是非ご参加いただきたくご案内いたします。

1 事業名称 みえ 就労ミライサミット
2 日  時 2017年12月11日(月) 14時~17時(受付 13時30分開始)
3 内  容
石阪督規 教授(埼玉大学)をコーディネーターにお迎えし、「就労困難者の雇用創出プロジェクト」調査研究の報告及び意見交換を行います。
その後「働く」ということについ企業や自治体、参加者全員で現状や課題を共有し新たな雇用の可能性を模索したいと思います。
研究概要(資料)
4 会  場 三重地方自治労働文化センター(三重県津市栄町2丁目361番地) 4階 大会議室
5 参 加 料 無料
6 定員等
「若者の雇用」「就労に悩む若者支援」などに興味ご関心のある企業、若者支援者、自治体の皆さま、学生・一般の皆さま 70名

■申し込み方法■
①事業所名称等 ②参加者氏名 ③連絡先(電話)を明記し、FAX(059-227-3116)またはE-mail (info@mie-jichiken.jp) にて12月1日(金)までにお申し込みください。

お問い合わせ 三重県地方自治研究センター
電話:059-227-3298 FAX:059-227-3116

その他

中間支援的組織にフューチャーセンターを実装することで、どのような効果が得られ、どのような課題があるのか。ヒアリング及び意見交換を行いました。
特に日本商工会議所青年部政策提言委員会の皆さまとの意見交換では、中小企業が直面する「国の政策と現実の相違」について、直接お話を伺える貴重な機会となりました。
ヒアリング及び意見交換の内容については、2017年度中に研究結果としてご報告いたします。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

1 NPOにおける対話と連携
日 時 2017年9月22日(金)
訪問先 みえ市民活動ボランティアセンター センター長

2 市民社会の「政策協働」「政策対話」
日 時 2017年10月10日(火)
訪問先 四日市大学 教授 松井 真理子 氏 (NPO法人市民社会研究所代表理事)

3 NPOと企業の協働事業について
日 時 2017年10月18日(水)
訪問先 特定非営利活動法人Mブリッジ

4 日本商工会議所青年部政策提言委員会との意見交換会
日 時 2017年10月20日(金)
来訪者 日本商工会議所青年部政策提言委員会

(主任研究員 栗田)

 

その他

2017年9月26日(火)信州フューチャーセンター(長野県上伊那郡辰野町)を視察させて頂きました。
「全国フューチャーセンター実態調査」にご協力いただいた団体の中でも、非常に興味深いケースであり、実際に観ておく必要がありました。
辰野町は人口約19,300人、面積169.20㎢のまちです。そのまちにある新聞販売店がお客さまとの関係性を考え、地域にしっかりと目を向けた時からすべてが始まりました。
それから16年、コミュニティづくりを進め、「自立した地域の出現」を目指し、様々な活動を行っています。そして2016年10月にフューチャーセンターの設立に至っています。

さて、信州フューチャーセンターをインターネットで検索すると、まず壁に描かれた不思議な樹のような絵が目を引きます。これは、地域の人たちが持ち寄った「廃材」で創られています。
実際に施設に入ってみると、予想以上に素敵で、どこを見てもワクワクする空間でした。「非日常の演出」「イノベーションが起こりそうな空間」とはこういうものかと、興味津々であちこち見せていただきました。

新聞販売店の未来を想い、地域に愛されるためにを考え、20年近い時間をかけてこられた活動は、今必要な地域コミュニティを形成し始めています。その拠点として、ただフューチャーセンターがあるのだと教えていただきました。
やはり、必要なのは場所ではなく、空間なのでしょう。その空間で何を目指し、何を行うか。フューチャーセンターの本質の一端に触れることができたように感じます。

仕組みづくりにおいては重要とされていませんが、やはり人柄はみてしまいます。今回ご対応いただいた方は、本当に素敵な方々でした。ありがとうございました。

信州フューチャーセンター

(主任研究員 栗田)