機関紙「地方自治みえ」

『地方自治みえ』第251号(2013年5月)を発行しました。会員の皆さまには発送しています。
今月号の内容は次のとおりです。

p1~4.「義務付け・枠付けの見直し」と「公共サービスの地域基準」
(香川大学法学部 三野 靖)

 2000年の地方分権改革後も自治体事務の義務付け・枠付けは残ったままになっています。
これらを解消すべく自治体では「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」により、法令の義務付け・枠付けの見直しに伴う条例の制定・改正が行われました。
この改革法による各自治体の見直しについて、いくつかの法を例に検証します。

P4. 研究員の本棚 『ひとりも殺させない それでも生活保護を否定しますか』
藤田 孝典 著/堀之内出版
(研究員 森本 智也)

地方自治みえ251号

その他

5月20日、21日「公契約条例及び公共サービス基本条例を求める三重県連絡会議」のメンバーで神奈川県相模原市役所、川崎市役所へ行ってきました。

平成22年12月、川崎市では契約条例の一部改正が行われました。※翌年4月施行(政令市で初、全国で2番目)
また相模原市では、平成23年12月に公契約条例が制定されました。※翌年4月施行

公契約条例を制定している自治体はまだまだ少なく、施行後 年数がそれほど経っていないのが現状です。
今のところ、いずれの自治体も特に大きなトラブルはないとのことでしたが、条例内容(受注者の義務や労働者の権利等)の周知について、チラシ等を作成して現場に掲示するなど力をいれていくとのことでした。

相模原市役所にて
相模原市役所にて
川崎市役所にて
川崎市役所にて

セミナー 講演会 シンポジウム

当センターは、昨年の8月に設立30周年を迎えました。
そこで30周年を記念して当センターの理事である いなべ市長 日沖靖氏 と 同じく当センター副理事長で三重大学副学長の児玉克哉氏のお二人による記念講演会を開催いたします。
皆様の多数のご参加をお待ちしています。

◆日時  2013年6月6日(木)14時15分~
◆場所 (財)三重県地方自治労働文化センター・4階・大会議室

◆講演  「元気づくりから、地域づくりへ」
      講師 日沖 靖 (いなべ市長)

     「自治研センターこうあるべき」
      講師 児玉 克哉(三重県地方自治研究センター副理事長・三重大学副学長)

2013年度記念講演会チラシ