三重県内の情報

 海女漁の最盛期が一段落した9月25日、県内はもちろん、千葉県房総半島から長崎県壱岐市まで8県9地域、さらには韓国・済州島の海女さん計55人が集い、「日本列島“海女さん”大集合~海女サミット」が、三重県志摩市で開催されました。

 海女サミットは、昨年の鳥羽大会に引き続き、2回目。海女の魅力を語り合い、各地の海女漁の状況をわかち合い、海女同士の交流と絆を深め、海女文化の無形世界遺産登録をめざし、海女サミットは始まりました。今年は、次世代への継承を目指し、地元志摩市の中学生が質問し、海女さんが答える、「教えて!海女さん」のコーナーがありました。

 海女サミットの発案者は、三重県鳥羽市にある「海の博物館」の石原義剛館長です。「海の博物館」の昨年の調査では、海女の高齢化や磯の悪化が続き厳しい状況がありますが、全国で海女漁に従事する女性は約2000人で、うち1000人を、三重の伊勢志摩地方が占めるといいます。

 海女の歴史は、非常に古く、日本列島では5千年前の縄文時代の中ごろにその痕跡が確認されています。伊勢志摩の海女漁は、伊勢神宮とも深い関わりがあります。「エコ」が叫ばれる今、資源を枯渇させないためのいろいろな工夫が、海女漁に息づいてきたことも、注目されます。

 詳しくは、カラー図録『目で見る鳥羽・志摩の海女』(海の博物館=編、700円)を参照ください。海の博物館には、海女漁に関わる展示解説があり、ビデオ上映も随時しています。

三重県内の情報

四日市とんてきが、三重県ご当地グルメを代表してB-1グランプリin厚木に参加しました。

結果は惜しくも、10位以内に入ることは出来ませんでしたが、両日とも長蛇の列&完売だったようです。
とにかく関係者の皆様、大変お疲れ様でした。

四日市とんてき協会HPはこちら
B-1グランプリin厚木の結果はこちら

その他

今年度、2つの外部の研究会に参加させていただいています。9月16日、17日にそれぞれの研究会に出席しました。

1つは、地方自治総合研究所が主催する平成合併の検証研究会。
当センターで県内の市町村合併の検証をするにあたり、オブザーバーとして参加させてもらっています。地方自治的背景、地理学的背景、マスメディアが果たした役割、総務省が果たした役割、昭和の合併はどうだったかなど、非常に多角的な視点からの研究を進めています。

もう一つは、自治労本部が主催する自治体職員の役割・働き方に関する研究会。
地域主権改革が進み、地方の時代を目前にし自治体職員の働き方にも大きな変容を迎えようしている中、自治体職員の強みとはなにか、これから求められる「公」のあり方などについて研究を進めています。

多くの著名な研究者の方々のお話を聴けることは勿論ですが、全国の現職自治体職員や自治体職員から研究者へ転身された方々とのコミュニケーションは、自分にとってとてもよい刺激になっています。