三重県内の情報,その他

現代社会において、多様なセクター(産官学民)での対話はますます重要になってくると考えられます。
そのため、当センターでは『フューチャーセンターの社会実装に関する研究』を開始しました。
座長の 皇學館大学 助教 池 山 敦 氏 には『地方自治みえ』第290号(2016年8月)にも『新しい時代の「ヨリアイ」』というテーマで寄稿いただいています。

その皇學館大学が『(知)の拠点整備事業 公開シンポジウム』を開催します。
大学生や市町若手職員、地域おこし協力隊など「次世代を担う若者たち」が未来について考えます。
若者たちの声を、ホンネを聴くことができる貴重な機会です。
参加無料、事前申込不要ですので、是非とも多くの人に参加してほしいと思います。

ちなみに、私も市民活動やセミナーには積極的に参加していますが、このように多様なセクターの若者たちが一つのテーブルに付く機会にはなかなか出会えません。
参加される多くの“大人たち”ともお話ができることも楽しみの一つです。
皆様と会場でお会いできればうれしく思います。

(主任研究員 栗田)


-「伊勢志摩で共に暮らし続けることのミライを考えあうシンポジウム」-

次世代を担う若者が自らの将来を描くとき、共有すべき地域の課題とは何なのか?
高校生、大学生、そして伊勢志摩圏域市町の若手職員と地域おこし協力隊が「オトナ」には無い感覚で共に考えあいます。

日 時 平成28年9月4日(日) 13:30~16:30 
場 所 志摩市磯部生涯学習センター 多目的ホール

※参加無料・事前申込不要。一般の方もぜひご参加下さい。

主 催 皇學館大学 企画部地域連携推進室
共 催 志摩市
後 援 伊勢市・鳥羽市・玉城町・度会町・大紀町・南伊勢町・明和町

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伊勢志摩で共に暮らし続けることのミライを考えあうシンポジウム

【お問合せ先】
皇學館大学 企画部地域連携推進室
電話:0596-22-8635
E-mail:coc@kogakkan-u.ac.jp

機関紙「地方自治みえ」

『地方自治みえ』第290号(2016年8月)を発行しました。
会員の皆さまには発送しています。

【今月号の内容】
『理事長就任のご挨拶』  岡本 博
『新しい時代の「ヨリアイ」』   皇學館大学 助教 池 山 敦 氏

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※内容を一部修正しました(2017.10.20)
☓ スタンレー・ミルグラムは1967年の論文「小さな世界問題」の中で
◯ マーク・グラノヴェッターは1973年の論文「The Strength of Weak Ties.」の中で

 

セミナー 講演会 シンポジウム

2016年度労働安全衛生セミナーの開催について(2016.8.19)

開催にあたり、自治労三重県本部 長澤執行委員長より「職員は、もっと働く環境をよくすることに貪欲でもいいのではないか。使命感だけでなく、気持ちよく働くことが、その先にある住民サービスの向上につながる。このセミナーが職場で議論する切っ掛けに繋がればと思う。」とご挨拶がありました。
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次に、メンタルヘルス対策モデル単組である大台町の職員から、取り組み報告がありました。メンタルヘルス疾患の原因はコミュニケーション不足にあると考え、全職員を対象にコミュニケーション研修を行い、メンタルヘルス疾患をなくしていったと報告がありました。


◆ 講演 ◆
「知って備える-災害ストレスに負けない方法-」
講師 東北大学病院精神科 佐久間 篤 助教




  • 大きな災害が起こったとき、自治体職員は“被害者”でありながら“支援者”であるという状況に陥る。
  • 発災直後から災害業務に従事し、自分の家族、生活再建は後回しになる。不慣れな災害業務と通常業務に追われ、夜は避難所へ戻る。この状態では休息をとることは物理的・心理的に難しい。
  • 発災から14か月後、自治体職員のストレス調査を行ったところ、かなりの高ストレスが示され、相談窓口などサポート体制を整えることとなった。このノウハウは医師も含め今まで誰も持っていなかったため苦労があった。
  • 普段から職場でストレスチェック、メンタルヘルス対策に取り組んでおくことが、災害という異常な現場でも事前に職員を守ることに繋がる。

(主任研究員 栗田)