第34回地方自治研究全国集会が開催されました。

10月19日(金)~21日(日)兵庫県神戸市(国際展示場ほか)にて第34回地方自治研究全国集会が開催されました。

今回のテーマは「創ろう、市民自治のゆたかな社会 つながり、支えあい、地域で創ろう私たちのまち」ということで、1日目 全体集会では山崎亮氏(コミュニティデザイナー・京都造形芸術大学教授)の記念講演がありました。山崎教授は島根県隠岐にある海士町で取り組んだ住民参加型の総合計画づくりを事例に地域のコミュニティづくりについてお話されました。

その後「みんなが主役の地域のコミュニティ」と題してパネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションでは、「まちづくり」に必要な地域力の重要性について再確認しました。行政主体で行うのではなく、それぞれの地域事情に見合った政策こそが本来のまちづくりだと感じました。

 

2日目は、分科会が行われ写真は第13分科会の様子です。

テーマ「地域で再生可能な自然エネルギーを考える」

福島第一原発の問題から、太陽光、小水力、バイオマス等の再生可能エネルギーを活用した、今後の地域経済・産業のあり方等について、各研究グループからの発表を交えた議論が行われました。

 

3日目の全体集会は、「脱原発で新しい地域社会をつくる」をテーマにコーディネーターとしてアイリーン・美都子・スミス氏(グリーンアクション代表)、またパネリストとして飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所所長)、片山善博氏(慶応大学教授・元鳥取県知事)、上原公子氏(脱原発をめざす首長会議事務局長・元国立市市長)によるパネルディスカッションが行われました。舞台と会場との共有を大切にした進行で一体感のある雰囲気でディスカッションが行われました。

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