市町村合併検証研究会 中間報告書刊行

 「平成の大合併」と称され全国で行われた自治体の再編成は、地方自治においても歴史的なことでありました。国主導で市町村合併を推進し、市町村合併が当初学識者や関係者が想定していた以上に進捗しました。この間、三重県内においても平成15年12月のいなべ市を皮切りに16の合併自治体が誕生し、平成15年11月現在69あった自治体数は29へと減少しました。

  「合併してよかった、と言う自治体はどこもない」と言われるように、合併前に語られていた「合併後の未来」と現在の状況には大きな隔たりがあるようにも感じられます。しかしながら、もはや戻ることはできません。現在、私たちの住む三重県の状況がどのように変化し、またよりよい地域づくりのためにどうしていくべきか、合併の功罪について検証しています。昨年度までの研究会の議論をまとめ『市町村合併検証研究会 中間報告書』を刊行しました。

内容は以下のとおりです。 

1 市町村合併検証研究会 案内

2 研究員名簿

3 研究会中間報告

   中間総括「どこまでが合併の影響か ――ポスト市町村合併時代の自治のために」

                 座長 四日市大学総合政策学部准教授 小林 慶太郎 氏

   4回の研究会の活動報告

4 今後の取組み

   アンケート調査表

5 講演録

   2010.10.1講演 「平成合併検証の問題意識と方法」 地方自治総合研究所所長 辻山 幸宣 氏

6 資料編

*会員の皆さまには発送しました。

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