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当センター制作の地方自治をテーマにしたDVD「新しい地方自治への挑戦」が完成しました。

「地方主権」が唱えられているなか、これからの地方自治をどう拓いていくのか。厳しい現実のなかでも、「つながり」をキーワードに挑戦している地域の実践や地方自治を語る片山善博総務大臣へのインタビューを紹介。自治体職員の熱意、地域住民の思いが、響きあい作り出す多彩な「まちづくり」に驚くはずです。このDVDが新しい地域づくりのヒントに・・・地域主権や地方自治の今後を模索する資料や研修会等の教材として活用いただければ幸いです。

一部 夕張は今(北海道夕張市)

~自治体「倒産」、夕張は、どう立ち向かっているのか

二部 つながりが育む住民自治

「官」か「民」かの二者択一を超えて(福井県越前市)

~市民立・労働者立の道で児童養護施設を設立

循環を鍵にしたエコツーリズム(三重県鳥羽市)

~先人たちが残した自然や歴史、文化の全てが魅力

国の壁を超える高校生フォーラム (神奈川県川崎市)

~出会えれば友だち日本・韓国・在日コリアン交流会

三部 これからの地方自治を拓く (片山善博総務大臣)

~住民自治の拡大が鍵

四部 解説  (児玉克哉三重大学副学長、当センター副理事長)

 

購入申込先:三重県地方自治研究センター

〒514-0004  三重県津市栄町2丁目361番地

TEL:059-227-3298  FAX:059-227-3116 E-mail:info@mie-jichiken.jp

定価:5,000円(約60分)

※購入ご希望の方は、上記E-mailへ①氏名、②所属、③購入本数、④送付先住所をご記入の上、お申込みください。また、下記チラシの申込書をご記入の上、上記FAX番号へお申込みいただいても結構です。

チラシ

その他

7月29日(金)に、第6回市町村合併検証研究会を開催しました。

今回も引き続きアンケート調査票の結果を踏まえ、「手数料・保育料・上下水道使用料などの料金、教育・保育、選挙・議員と特別職の報酬」についてディスカッションを行いました。各種証明手数料は合併時に低いほうに統一していましたが、保育園・幼稚園の保育料や上下水道使用料は旧市町村でかなりの隔たりがあり様々な思惑が絡み数年かけて統一しているところが多く見られました。逆に、学校給食については実施方式や食材などの関係により統一していないところが見られました。議員数も合併前の旧自治体の合計から大きく減らしており、広く住民の声を吸い上げるような機能が求められています。

各種報告書

 「平成の大合併」と称され全国で行われた自治体の再編成は、地方自治においても歴史的なことでありました。国主導で市町村合併を推進し、市町村合併が当初学識者や関係者が想定していた以上に進捗しました。この間、三重県内においても平成15年12月のいなべ市を皮切りに16の合併自治体が誕生し、平成15年11月現在69あった自治体数は29へと減少しました。

  「合併してよかった、と言う自治体はどこもない」と言われるように、合併前に語られていた「合併後の未来」と現在の状況には大きな隔たりがあるようにも感じられます。しかしながら、もはや戻ることはできません。現在、私たちの住む三重県の状況がどのように変化し、またよりよい地域づくりのためにどうしていくべきか、合併の功罪について検証しています。昨年度までの研究会の議論をまとめ『市町村合併検証研究会 中間報告書』を刊行しました。