各種報告書

国や地方自治体が発注する公共事業や契約において、低価格での入札等が行われてきた結果、そこで働く労働者の賃金低下を招き、「官製ワーキングプア」と呼ばれる状況を作り出したといわれています。これに対し、品質確保や公正な労働を守るため、入札改革や条例制定を進める動きが広がり始めました。千葉県野田市で、初の公契約条例が制定され、全国の注目を集めています。

こうした状況を受け当センターでは、2009年度公契約条例研究会(座長 小林慶太郎:四日市大学准教授)を立ちあげ、講演会ならびに研究会を開催してきました。このたび研究会の議論をまとめ『公契約条例研究会 研究報告書』を刊行しました。

セミナー 講演会 シンポジウム

【熱弁をふるう片山善博氏】

2010年6月3日(木)、津市一身田・三重県総合文化センターで、鳥取県元県知事の片山善博氏(慶應大学大学院教授)を招き、総会記念講演会「国政改革と地域主権」を開催しました。

講演の内容は、機関紙『地方自治みえ』の6月(216号)、7月(217号)に2回にわけて掲載します。

【満席に埋まった会場】

機関紙「地方自治みえ」

第215号(2010年5月).pdf

P1-2 「県立病院改革問題について」 (三重県地方自治研究センター副理事長  西塚宗郎)
P3-4 「自治体職員の役割・働き方とは」(主任研究員 森川和敏)
P4  「研究員の本棚」(主任研究員 土屋潤)