セミナー 講演会 シンポジウム,その他

当センターでは昨年度より2年間に亘り市町村合併検証研究会を設置してアンケート調査を行い、合併後の総合政策や公共サービスなどについて議論を重ねてきました。議論では住民自治にも触れ、地域自治組織のあり方についても調査してきました。その研究報告を兼ねてシンポジウムを下記のとおり開催いたします。

皆様の多数のご参加をお待ちしています。

◆日時  2012年3月26日(月)13時30分~16時(受付開始13時~)
◆内容   三重県市町村合併検証シンポジウム
             コーディネーター  小林 慶太郎(四日市大学総合政策学部准教授)
       パネリスト        松家 孝司  (小俣まちづくり協議会会長)
               北岡 孝裕  (市町村合併検証研究会メンバー・伊勢市商工労政課職員)
               水口 拓    (同メンバー・熊野市市長公室職員)
               金丸 直志  (同メンバー・鈴鹿市企画課職員)
               土屋 潤    (同メンバー・三重県地方自治研究センター主任研究員)
◆場所    (財)三重地方自治労働文化センター・4階・大会議室
  詳しくはこちらをご覧ください →シンポジウムチラシ

機関紙「地方自治みえ」

 『地方自治みえ』第236号(2012年2月)を発行しました。会員の皆さまには発送します。

 今月号の内容は次のとおりです。

p1-2. 平成の大合併を経験した自治体の今とこれから (主任研究員 土屋潤)

 当センターで開催してきた市町村合併検証研究会の議論を通して見えてきた平成の大合併後の三重県市町の現状を紹介しながら、合併による広域化に対する1つ方策としての地域自治組織の可能性を考える。

P2. 三重県市町村合併検証シンポジウム案内

 2012年3月26日(月)に、市町村合併検証研究会で議論を重ねてきた研究報告をかねてシンポジウムを開催いたします。

p3-4. 「地方財政研究会」活動報告 (主任研究員 小林久晃)

 昨年度からスタートした地方財政研究会の今年度の活動を報告します。自治体予算の編成や更新投資について議論し、研究会座長の飛田博史氏に地方交付税の動向や地方財政の見通しについてご講義いただきました。

p4. 研究員の本棚『朽ちるインフラ』 (主任研究員 小林久晃)

地方自治みえ236号

セミナー 講演会 シンポジウム

熊野市の挑戦を語る、河上熊野市長

  2月17日、「歩くまちづくり講座」最終回となる熊野・旧紀和町編を開催しました。11時に熊野市役所で集合した参加者は、河上敢二市長より熊野市が抱える過疎の現状や働く場の確保、また、(財)紀和町ふるさと公社の取り組みやスポーツ振興等、様々な挑戦についてお話を伺いました。その後、一行は、バスに乗り、(財)紀和町ふるさと公社の施設である瀞流荘に移動し、熊野地鶏等、熊野の食材に拘った昼食をいただきました。昼食後、(財)紀和町ふるさと公社施設を見学。かつて鉱山で利用されていたトロッコが今も活躍していると聞き、一行は乗車し、湯の口温泉まで足を伸ばしました。

 
 
 
 
 
 
トロッコ

瀞流荘に戻り公社の職員より、合併後、一つひとつ丁寧に取り組んできた加工製造や観光施設、さらには、新姫を使ったの商品など、新しい挑戦について語っていただきました。参加者は、多くの挑戦に圧倒されながらも様々な意見を交換し、まちづくりの苦労と楽しさを学びました。

その後、熊野市駅に向かう途中、丸山千枚枚田に立ち寄り、オーナー制度や住民がかかわる保存会について話しを聞くなど、有意義な一日にとなりました。