セミナー 講演会 シンポジウム

三重県内の活性化、各自治体のまちづくりは当センターの研究テーマでもあります。
自治研セミナー「三重まちづくりフォーラム」を下記のとおり開催いたします。

まちづくりの現場に身を置き取り組みを行なう実践者から、なにかヒントが得られるような企画にしたいと考えています。
興味のある方は、是非ご参加ください。

◆日時 2011年2月18日(金)10時から15時半
    *受付開始 9時半から
◆内容
 第1部 講演「シャッター通り再生計画~全国の事例から~」
  講師 足立基浩(和歌山大学経済学部教授)

 第2部 シンポジウム「キーマンに聞く!特色あるまちづくりinみえ」
 パネリスト    河上 敢二(熊野市長)
           服部 泰彦(関宿町並み保存会[現NPO東海道関宿]元会長)
           江崎 貴久(鳥羽市エコツーリズム推進協議会会長)

 コーディネーター 竹峰 誠一郎(三重県地方自治研究センター非常勤研究員)

◆昼食代   600円(弁当+お茶) 

詳しくはこちらをご覧ください →開催案内

セミナー 講演会 シンポジウム

 2010年12月1日(水)に研修会「職場のメンタルヘルス対策」を(財)三重地方自治労働文化センター大会議室で開催しました。

 第1部は「メンタルヘルス疾患の発生予防と職場づくり」と題して、かすみがうらクリニック副院長の猪野亜朗氏に講演をいただきました。うつ・疲労・不眠による脳画像を使った「脳の変化」の解説、抑うつ傾向を示す精神障害の説明やうつ・疲労・不眠に対する飲酒の危険性について講義を受けました。また、最近の治療技法として薬よりも、まず認知行動療法を活用することや職場でのコミュニケーション、予防のためのワーク・ライフ・バランスよるセルフケアの重要性ついて説明を受けました。

 第2部では三重県産業保険推進センターの安保明子氏の進行でグループワークを行いました。グループごとで職場での自身のストレスやその対処法、職場での心がけたい態度、理想の職場風土や支援体制を話し合い、各グループから発表を行い全体で情報の共有を図りました。

セミナー 講演会 シンポジウム

11月27日刈谷市産業振興センターで開催された「市民と議員の条例づくり交流会議in東海2010」に参加しました。


全体会は 江藤俊昭氏(山梨学院大学教授)、廣瀬克哉氏(法政大学教授)による講演。
それぞれ、「民主主義のイロハのイ」「議会の基本のキ」をキーワードにしており、議会になじみのない一般参加者や学生にも分かりやすい内容でした。
行政への住民参加が広がっていますが、実は議会への行政参加の方がずっと簡単。署名活動や選挙投票行動により意思を反映させることができるから。また、「自治体議会に会派・政党は必要か?」「二元代表制と議員内閣制」などについて質問や言及がありました。
自治体議員の皆様は地域のためにしっかり活動していただく。そして住民はそれをしっかり監視し見極め、投票行動にて評価を示す。自治体職員は今まで以上にスキルや知識を高め、行政力を高める。それができて、やっと二元代表制とか議員内閣制とか、制度の話ができるのではないか。自治基本条例や議会条例が意味を成すのではないか。そのようなことを感じました。


その後、第2分科会「自分たちで考えるまちの未来~首長マニフェストと総合計画、総合計画と議会の役割」に参加しました。構成は前多治見市長の西寺雅也氏(山梨学院大学教授)の講演と、シンポジウムです。
シンポジウムのパネリストは、元首長、現職市議会議員、住民、コンサルタントという異なった立場で総合計画作成の現場に参加した経験のある方々。
私自身は総合計画がどのように作られているのか知らなかったので、各パネリストの発言がとても興味深かったです。「誰のための総合計画か。何のために策定するのか」という視点で考えると、現在の作成過程には少し問題があるのかなと感じました。

実行委員会は、東海地域の地元実行委員の市民・議員を中心に成り立っており、そこには1期目の若手議員の方々が数多くいらっしゃいました。三重県内の自治体議員の方々も参加していらっしゃいました。ぜひ応援していきたいですね。