三重県内の情報

 海老の天ぷらを具にしたおむすび、「天むす」は、名古屋名物として今や定着しています。しかし、天むす発祥の地は、名古屋ではありません。三重県津市なのです。

 さかのぼること昭和30年代、津市の大門にある「千寿」で、天むすは生まれました。 もともと天ぷら屋だった「千寿」で、お昼の忙しさを何とかしようと、「天むす」は考え出されたようです。
 
 「千寿」は今も津市の大門に店を構えています。塩加減がよく、とてもおいしいです。店で食べることもできますし、持ち帰りもできます。

 津市にお立ち寄りの際には、ぜひどうぞ。おむすびの海苔にもこだわりがあるそうで、伊勢の大淀(おいず)産の海苔を使っているとのことです。

 詳しくは、「千寿」の公式ホームページをご覧ください。

機関紙「地方自治みえ」

『地方自治みえ』第216号(2010年6月)を発行しました。会員の皆さまには発送します。

今号の内容は次のとおりです。

p1.  「自治研センター総会開催される」
p1-6.  「総会記念講演会『国政改革と地域主権改革』講演録」(慶應義塾大学大学院 片山善博)
p6.  「就任のご挨拶」(事務局長 奥山喜代司)
p6. 「研究員の本棚」(主任研究員 森川和敏)

第216号(2010年6月).pdf

各種報告書

国や地方自治体が発注する公共事業や契約において、低価格での入札等が行われてきた結果、そこで働く労働者の賃金低下を招き、「官製ワーキングプア」と呼ばれる状況を作り出したといわれています。これに対し、品質確保や公正な労働を守るため、入札改革や条例制定を進める動きが広がり始めました。千葉県野田市で、初の公契約条例が制定され、全国の注目を集めています。

こうした状況を受け当センターでは、2009年度公契約条例研究会(座長 小林慶太郎:四日市大学准教授)を立ちあげ、講演会ならびに研究会を開催してきました。このたび研究会の議論をまとめ『公契約条例研究会 研究報告書』を刊行しました。