2017年度 三重県地方自治研究センター定期総会の開催

2017年6月5日(月)、三重地方自治労働文化センター4階 大会議室において、「2017年度 三重県地方自治研究センター定期総会」を開催しました。

2016年度実施事業について報告を行い、会計決算及び会計監査報告を行いました。
2017年度活動方針(案)及び2017年度予算(案)について提案を行い、承認されました。また、役員の一部改選(案)についても承認を受けました。

ご参加いただいた会員の皆様、ありがとうございました。

総会終了後に記念講演を開催しました。「万協製薬株式会社 代表取締役社長 松浦信男 氏」による「松浦武四郎より有名になりたい私」と題したご講演をいただきました。
公務員にとって刺激的な、考え方を改革するような内容をとお願いさせていただいておりました。

万協製薬株式会社は、1960年神戸市長田区で創業されました。しかし、1995年阪神淡路大震災で被災することになったのです。そして1996年、三重県で再スタートを切ることになりました。
松浦社長は、必要とされる会社をめざし、社員の声に耳を傾け、働き場所を、働き方を改革し、地域への貢献を積極的に行う経営を実行してきました。それはまるで、近江商人『三方良し』の精神を感じさせます。
総会記念講演会では、企業経営者の視点から、ユーモアを交えつつ今の時代に合う公務員像についてヒントをいただきました。
大変貴重な時間であり、私たちはもっとよく松浦社長から学ばなくてはならないように感じました。

松浦信男(まつうら のぶお)氏 プロフィール
万協製薬株式会社代表取締役。1962年兵庫県神戸市生まれ。徳島文理大学薬学部、三重大学医学部大学院博士課程卒業。1982年に父が創業した万協製薬株式会社入社。1995年に阪神・淡路大震災で被災、復興のため大阪の東洋漢方製薬会社の代表取締役に就任。1996年より同社の代表を辞任したのち、多気町で再スタートした万協製薬株式会社代表取締役に就任。フィギュア収集、バンド活動など、多彩な趣味を持つ。

なお、詳細については機関紙「地方自治みえ」6月号でお伝えいたします。

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