セミナー 講演会 シンポジウム

2018年5月10日(木)、11日(金)と、「2018年度 日本自治創造学会 研究大会」に参加しました。
10回目の開催となる同学会のテーマは、『人生100年時代の地域デザイン~人口減少社会に向き合う地域社会~』と題し、少子高齢化と共に人口が減少する社会において、持続可能な行政運営をいかに進めていくかという内容の講演でした。
全体を通して、各地域が自分のまちの特性を活かした施策を講じ、地方から日本を改革する必要があるとのことでした。

また、1日目に開催された改革発表会では、当研究センターより、「フューチャーセンター社会実装に関する研究報告」と「県内自治体議会の議会力強化を目指して」と題した研究成果を発表しました。残念ながらベスト1は逃しましたが、会場の皆様からは高い評価をいただきました。

                                                                                    (主任研究員 林)

機関紙「地方自治みえ」

『地方自治みえ』第310号(2018年4月)を発行しました。
会員の皆さまには発送しています。

【今月号の内容】
『2018年度 政府予算と地方財政の展望』
 公益財団法人 地方自治総合研究所 研究員 飛田 博史 氏

『新任研究員就任のご挨拶』

地方自治みえ310

三重県内の情報

 4月5日(木)に八王子自治研究センターの方々と共に三重県総合博物館(MieMu)を視察しました。
 当博物館は公文書館機能と一体化した運用がなされている珍しい施設となっており、歴史資料として重要な公文書の保存、調査研究を行っており、これらの資料を閲覧することもできます。
 ご担当の方より、歴史的公文書の評価選別、移管、および保存に関する貴重なお話をお聞きし、資料の収蔵に至るまでの様々な過程を勉強するとともに、歴史的資料を保存する意義についても考えることができる時間となりました。
 
 一住民として自分の住むまちの歴史を学ぶばかりでなく、行政としても、防災計画を立てる際に土地利用の変遷を把握するための貴重な資料として活用できる等、その存在意義は非常に大きく、今後、各自治体においても公文書館が整備されることが望まれるところです。
                               (主任研究員 林)