機関紙「地方自治みえ」

『地方自治みえ』第219号(2010年9月)を発行しました。会員の皆さまには発送します。

今号の内容は次のとおりです。

p1-3. 「第1回地方財政研究会を開催しました」
p3-4. 「ホームページリニューアル」(非常勤研究員 竹峰誠一郎)
p4.  「事務局に強力な新人加入」(事務局長 奥山喜代司)
p4.  「研究員の本棚」(主任研究員 土屋潤)

第219号(2010年9月).pdf

未分類

 私がよく聞くラジオ番組に「ニュース探求ラジオDig」という番組があります。この地域では、CBCラジオ、番組HPからのストリーミング配信、PODCASTの手法で聞けるかと思います。

 少し前のことになりますが、9月7日(火)の放送回で、地域主権改革について同志社大学教授の市川喜祟氏が解説されています。分かりやすく解説されていますので、興味のある方は聞いてみてはいかがでしょうか。配信は1時間12分ですが、市川先生の解説は最初の30分ほどです。

9月7日(火)「地域主権を改めて考える!!」PODCASTはこちら
 (『「地域主権を改めて考える!!」をポッドキャスティングで聴く』 をクリックしてください)
ニュース探求ラジオDigの番組HPはこちら

三重県内の情報

 海女漁の最盛期が一段落した9月25日、県内はもちろん、千葉県房総半島から長崎県壱岐市まで8県9地域、さらには韓国・済州島の海女さん計55人が集い、「日本列島“海女さん”大集合~海女サミット」が、三重県志摩市で開催されました。

 海女サミットは、昨年の鳥羽大会に引き続き、2回目。海女の魅力を語り合い、各地の海女漁の状況をわかち合い、海女同士の交流と絆を深め、海女文化の無形世界遺産登録をめざし、海女サミットは始まりました。今年は、次世代への継承を目指し、地元志摩市の中学生が質問し、海女さんが答える、「教えて!海女さん」のコーナーがありました。

 海女サミットの発案者は、三重県鳥羽市にある「海の博物館」の石原義剛館長です。「海の博物館」の昨年の調査では、海女の高齢化や磯の悪化が続き厳しい状況がありますが、全国で海女漁に従事する女性は約2000人で、うち1000人を、三重の伊勢志摩地方が占めるといいます。

 海女の歴史は、非常に古く、日本列島では5千年前の縄文時代の中ごろにその痕跡が確認されています。伊勢志摩の海女漁は、伊勢神宮とも深い関わりがあります。「エコ」が叫ばれる今、資源を枯渇させないためのいろいろな工夫が、海女漁に息づいてきたことも、注目されます。

 詳しくは、カラー図録『目で見る鳥羽・志摩の海女』(海の博物館=編、700円)を参照ください。海の博物館には、海女漁に関わる展示解説があり、ビデオ上映も随時しています。