その他

8月から11月にかけて月1回で「やさしい財政講座」を開催しました。講師には三重短期大学法経科の雨宮照雄教授をお招きしました。

① 第1回

ア と き  2010年8月27日(金)

イ 講 義  「地方財政の仕組み」

ウ 概 要  国と地方の財政関係から財源としての地方税・補助金・地方交付税・地方債など、財政分析における

言葉の意味を説明いただきながら、その仕組みについて講義を受けました。

 

② 第2回

ア と き  2010年9月17日(金)

イ 講 義  「決算カードを読む」

ウ 概 要  決算カードにおける用語解説をいただきながら、参加者の属する自治体の決算カードを用いて、

各自治体の財政がどのような状況にあるのかなどを分析しました。

③ 第3回

ア と き  2010年10月22日(金)

イ 講 義  「健全化判断比率を読む/三重県市町の財政分析」

ウ 概 要  新しい財政再建制度の経緯と決算カードと健全化判断比率を活用した財政分析について講義を受けました。

④ 第4回

ア と き  2010年11月26日(金)

イ 講 義  「公会計改革と財務諸表」

ウ 概 要  公会計改革の経緯と現状や目的を説明いただき、実際に財務諸表をどう読むかや財務指標の

有効性について講義を受けました。

講座の概要等については、機関紙「地方自治みえ」の第222号(2010年12月)にても報告します。

セミナー 講演会 シンポジウム

11月27日刈谷市産業振興センターで開催された「市民と議員の条例づくり交流会議in東海2010」に参加しました。


全体会は 江藤俊昭氏(山梨学院大学教授)、廣瀬克哉氏(法政大学教授)による講演。
それぞれ、「民主主義のイロハのイ」「議会の基本のキ」をキーワードにしており、議会になじみのない一般参加者や学生にも分かりやすい内容でした。
行政への住民参加が広がっていますが、実は議会への行政参加の方がずっと簡単。署名活動や選挙投票行動により意思を反映させることができるから。また、「自治体議会に会派・政党は必要か?」「二元代表制と議員内閣制」などについて質問や言及がありました。
自治体議員の皆様は地域のためにしっかり活動していただく。そして住民はそれをしっかり監視し見極め、投票行動にて評価を示す。自治体職員は今まで以上にスキルや知識を高め、行政力を高める。それができて、やっと二元代表制とか議員内閣制とか、制度の話ができるのではないか。自治基本条例や議会条例が意味を成すのではないか。そのようなことを感じました。


その後、第2分科会「自分たちで考えるまちの未来~首長マニフェストと総合計画、総合計画と議会の役割」に参加しました。構成は前多治見市長の西寺雅也氏(山梨学院大学教授)の講演と、シンポジウムです。
シンポジウムのパネリストは、元首長、現職市議会議員、住民、コンサルタントという異なった立場で総合計画作成の現場に参加した経験のある方々。
私自身は総合計画がどのように作られているのか知らなかったので、各パネリストの発言がとても興味深かったです。「誰のための総合計画か。何のために策定するのか」という視点で考えると、現在の作成過程には少し問題があるのかなと感じました。

実行委員会は、東海地域の地元実行委員の市民・議員を中心に成り立っており、そこには1期目の若手議員の方々が数多くいらっしゃいました。三重県内の自治体議員の方々も参加していらっしゃいました。ぜひ応援していきたいですね。

その他

11月8日付三地自研発第84号にて照会させていただきました市町村合併検証にかかる調査依頼について、下記のとおり回答様式をアップいたしますので、ダウンロードしてご利用ください。

別紙1

別紙2