機関紙「地方自治みえ」

『地方自治みえ』第223号(2011年1月)を発行しました。会員の皆さまには発送します。

今号の内容は次のとおりです。

p1  「DVD 『新しい地方自治への挑戦』制作進行中」

三重県地方自治研究センターでは、昨年後半から地方自治をテーマにしたDVD制作に取り組み、今春にはDVD「新しい地方自治への挑戦」が完成する予定です。どのようなDVDが仕上がるか、ご期待ください。

p1-3 「夕張は今」(非常勤研究員 竹峰誠一郎)

2007年3月財政再建団体入りし、4年目の冬を迎えようとする夕張市を訪れた。夕張市の財政再建団体入りを契機に、07年6月に自治体財政健全化法が成立し、同新法に基づき、夕張市は2010年、国内初の財政再生団体になった。2026年度末まで17年かけて322億円の赤字を解消する計画である。夕張は今どうなっているのだろうか。

・炭鉱と共に歩んだ夕張

・第二、第三の閉山

・夕張は死んでいない

p3-4 「職場のメンタルヘルス対策について――猪野亜朗氏の講演(その1)」(事務局長 奥山喜代司)

うつ病などメンタル疾患による長期休暇者は増加の一途をたどり、上司や職場の仲間がかかえる問題も深刻なものとなっております。このような状況に対応するため、昨年12月「職場のメンタルヘルス対策」研修会を開催しました。猪野亜朗氏の講演「メンタル疾患の発生予防と職場づくり」の内容を2回に分けて報告します。今月号はその前半部分です。

地方自治みえ 223

セミナー 講演会 シンポジウム

三重県内の活性化、各自治体のまちづくりは当センターの研究テーマでもあります。
自治研セミナー「三重まちづくりフォーラム」を下記のとおり開催いたします。

まちづくりの現場に身を置き取り組みを行なう実践者から、なにかヒントが得られるような企画にしたいと考えています。
興味のある方は、是非ご参加ください。

◆日時 2011年2月18日(金)10時から15時半
    *受付開始 9時半から
◆内容
 第1部 講演「シャッター通り再生計画~全国の事例から~」
  講師 足立基浩(和歌山大学経済学部教授)

 第2部 シンポジウム「キーマンに聞く!特色あるまちづくりinみえ」
 パネリスト    河上 敢二(熊野市長)
           服部 泰彦(関宿町並み保存会[現NPO東海道関宿]元会長)
           江崎 貴久(鳥羽市エコツーリズム推進協議会会長)

 コーディネーター 竹峰 誠一郎(三重県地方自治研究センター非常勤研究員)

◆昼食代   600円(弁当+お茶) 

詳しくはこちらをご覧ください →開催案内

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政権交代が行なわれて約1年4ヶ月。
民主党は「地域主権改革」を一丁目一番地と位置づけ、地域主権戦略会議等を設置し、補助金等の一括交付金化や、義務付け・枠付けの廃止などを議論してきました。
地方自治に関する様々な議論が、2011年には少しずつ成果となって表れてくるかもしれません。

また昨年は名古屋市や阿久根市でリコール問題が話題となったり、橋下徹大阪府知事が大阪都構想を提唱するなど、発言力のある首長に注目が集まった1年でもありました。

当センターでは昨年よりHPをブログ形式に変更したことにより、より皆様に活動内容についてお届けできるようになったのではないかと感じています。
市町村合併検証研究会、地方財政研究会での議論を引き続き行なうとともに、2月にはまちづくりをテーマとしたセミナーも開催予定です。また、地方自治に関してのタイムリーな情報は機関紙等で発信していきたいと思います。

本年も三重県地方自治研究センターをよろしくお願いいたします。