セミナー 講演会 シンポジウム,地域共生社会

 現在、人間関係性の貧困や地域活動の衰退により、個人の抱えるリスクや課題は複合化・複雑化しております。さらに少子高齢化社会の到来により、地域には人材不足・財源不足という課題がさらに差し迫りつつあります。「地域共生社会」とは、地域の多様な主体が参画し、地域をともに創っていく社会です。
 このたび、地域共生社会について考えるための機会として、以下のとおりセミナーを開催いたしますのでぜひともご参加ください。

日 時 :2020年9月30日(水) (受付 13:00~:開始13:30~)
場 所 :(一財)三重地方自治労働文化センター 4F 大会議室  三重県津市栄町2丁目361番地
対象者 :三重県地方自治研究センター会員(自治体職員・議員、個人会員など)
参加費 :無料
申 込 :参加申込書に必要事項をご記入の上、FAXまたはE-mailにてお申し込みください。
申込期限:2020年9月14日(月)
主 催 :三重県地方自治研究センター
      電話 059-227-3298 / FAX 059-227-3116 / Eメール info@mie-jichiken.jp

内 容
①講演 (13:40~15:10) 
「地域包括ケアの充実に向けて~ヒューマンケアに必要な専門職連携や組織間連携とその考え方~」  
 講師 三重大学大学院医学系研究科生命医科学専攻臨床医学系講座家庭医療学分野 助教 後藤 道子 氏
②映像紹介(15:20~15:45)
「地域共生社会の実現に向けて」 名張市
③座談会 (15:55~16:35)
「市町職員の福祉教育について」 ※市町職員限定

・当日、当講演会用の駐車場はご用意できません。ご了承ください。
・当日はマスク着用の上、参加のほどお願い申し上げます。
・今後の新型コロナウイルス感染拡大の状況により、開催方法の変更(例:web講演など)や内容の変更をさせていただく場合がございます。その場合、申込いただいた方に方法等について、連絡させていただきます。

※申込書 チラシ のダウンロードはこちらからお願いします↓



機関紙「地方自治みえ」,地域共生社会

『地方自治みえ』第330号(2019年12月)を発行しました。
会員の皆さまには発送しています。

【今月号の内容】
今、注目の「農福連携」について
一般社団法人三重県障がい者就農促進協議会 代表理事 中野 和代氏

地域共生社会,三重県内の情報

6月25日(火)に四日市市立あけぼの学園を視察しました。
当学園では、四日市市の特別保育の体系に基づいた保育園・幼稚園入園前の乳幼児の早期支援・保育の場として、ことば・身体運動面・生活面など発達の遅れが心配な子どもに対し、心身の基礎的発達を促すための支援が行われています。
ご担当の方より、施設内の案内や人員体制に関しての説明をいただき、今後の行政における児童発達支援センターの重要性について考えることができる時間となりました。

障害のあるお子さんや発達が気になるお子さんが、地域において自分らしく健やかに育ち、ご家族が安心して子育てできるための支援は、行政がしっかりと行うべきことであり、地域それぞれの状況にあった施策が重要です。児童発達支援ガイドラインにあるように、行政には、「~障害のある子ども又はその可能性のある子どもに対し~地域社会への参加・包容(インクルージョン)の推進と合理的配慮~」が求められるため、専門士の知識・技術の向上に取り組むだけでなく、関係機関との連携、適切な職員配置、職員の労働環境の整備、事業の実施状況の継続的な把握を行っていくために、行政全体で取り組んでいく必要性を感じました。

(主任研究員 小林)