三重県内の情報

機関紙『地方自治みえ』10月号「地方自治みえ」第292号(2016年10月)に寄稿いただいた、鳴海 康平 氏が代表・演出を務める第七劇場の春シーズンプログラムが始まります。
演劇「ピノキオ」や「山月記」(中島敦)、「人間椅子」(江戸川乱歩)といった一度は聞いたことのある作品がリーディング上演されます。
舞台芸術に触れる機会は貴重であり、気軽でもあります。一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

Théâtre de Belleville(テアトル ドゥ ベルヴィル)

アクセス・問い合わせ

◆ハルヨミ!(4〜6月 計5回開催)
・4月4日(火)19:30『クリトン』原作:プラトン
・4月19日(水)19:30『山月記』原作:中島敦
・5月19日(金)19:30『夢十夜』より数編 原作:夏目漱石
・6月15日(木)19:30『人間椅子』原作:江戸川乱歩
・6月27日(火)19:30『山月記』原作:中島敦

◆小さな大人と大きな大人のための名作劇場
『ピノキオ』
・5月5日(金・祝)16:00
・5月 6日(土)14:00
・5月 7日(日)14:00

◆正義の天下劇団コルパン(韓国)
『老いた少年たちの王国』
・6月3日(土)17:00
・6月4日(日)15:00

◆第七劇場 新作ツアー2017
『人形の家』Belleville 特別版
・7月9日(日)16:00

阿竹花子ダンスプロジェクト・ピンク・ダンディ
Lascia ch’io pianga 〜涙を流させてください」ダンス
48日(土)17:00
・4月9
日(日)15:00

松原豊×大岡英介「幻灯会 2017 春」写真・音楽
・415日(土)20:00

おはなし会:46
416日(日)10:30
514日(日)10:30
625日(日)10:30

                               他

主催:Théâtre de Belleville 合同会社第七劇場
協力:特定非営利活動法人パフォーミングアーツネットワークみえ
後援:津市

セミナー 講演会 シンポジウム,地域自治組織

 201738日(水)に、三重県庁職員が自主的に開催する勉強会「アスト・マインド・ラボ」との共催で、「小規模多機能自治を学ぶシリーズ③ カードゲームを使って地域のこれからを考えよう!」を開催しました。

アスト・マインド・ラボは、三重県職員の有志6名が事務局となり「これからの社会づくりに大切なスキル・ノウハウなどを、多様なセクターが一緒に学ぼう!」という趣旨で開催されています。

当センターでは201512月から「地域自治組織と自治体の在り方研究会」(座長 四日市大学学長 岩崎恭典教授)を開催し、自治体担当者と共に、地域自治組織をより良い仕組みとするための自治体の関わり方について、約1年間にわたって議論を行ってきました。
そして、このほど刊行した研究会の報告書をもって、勉強会を共催させていただけることになりました。

当日は18名の方にご参加いただきました(自治体職員の方9名、企業・市民活動団体・一般の方9名)
小規模多機能自治を学ぶシリーズは今回で3回目ということもあり、グループワークを中心に進行させていただきました。

今回のポイントは次の3つに絞りました。

①自分の生活環境、地域はこれから10年でどう変わっていくのか考える。
②問題を自分事として捉える。
③問題の解決には並々ならぬ覚悟がいる。

アイスブレイクやワークショップにはカードゲームを用いました。一見すると楽しく遊んでいるだけなのですが、実は今回用いたゲームの要素は、とても大切なことを気づかせてくれます。
今回の勉強会が、少しでも参加者の方の気づきや学びにつながり、それぞれの地域で小規模多機能自治を考えるきっかけとなれば幸いです。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

その他

2017年2月28日(火)「市民参加の企画会議」に参加させていただきました。

これは松阪商工会議所と特定非営利活動法人Mブリッジの共催で開催されました。
商工会議所とNPOが協働で行う事業というのはあまり例がなく、貴重な場として注目すべきものです。

今回は、4名の方が地域の抱える課題をビジネスモデルとして提案し、参加者は多様な視点からブラッシュアップを目的に意見交換を行うというものでした。
松阪商人サポート隊」の支援もあり、創業に向けて具体的な相談も可能な態勢が整えられています。

志を持つ人たちを多様なセクターが支える、そんな地盤が着々と出来上がっているのを感じました。

一つの「協働モデル」として、「CSRの在り方」として、参考にしていただければと思います。

(主任研究員 栗田)