伝七邸「持続可能なまち創生と国連持続可能な開発目標SDGs カードゲームで学ぶSDGs」でゲーム体験会を実施しました
2020年2月9日(日)、伝七邸にて、当センター主任研究員 林がファシリテーターを務め、「SDGs de 地方創生」ゲーム体験会を開催しました。今回の体験会の開催につきましては、三重大学人文学部教授 朴恵淑氏よりお招きいただき、次世代を担う三重大学の学生を対象として開催されました。
この「SDGs de 地方創生」は、SDGsの考え方を地域の活性化に活かし、地方創生を実現する方法について参加者全員で対話し、考える体験型の研修ツールとなっています。講義とゲームを通じて「なぜSDGsが必要なのか」「どんな変化や可能性があるのか」について、会場の皆様と「気づき」を共有しました。
ゲーム後のふりかえりでは、参加者の方から「”私たちの住むまちに対しての施策・行動の決定”という普段は経験したことがない体験が新鮮でおもしろかった」「もっと早めに積極的なコミュニケーションやリーダーシップを図っていればよかった」「じっくり考えず行動してしまった。もっと目的意識をもって行動すればよかった」「普段行動していることがSDGsなんだ」と様々な意見がありました。SDGs自体は世界規模で掲げる目標でありますが、私たち一人一人の意識の変容と行動が重要な要素でもあります。今回のゲームを通じて、様々な課題について、参加者の方は自分自身の身に置き換えて体感いただいたようでした。