2010年12月1日(水)に研修会「職場のメンタルヘルス対策」を(財)三重地方自治労働文化センター大会議室で開催しました。
第1部は「メンタルヘルス疾患の発生予防と職場づくり」と題して、かすみがうらクリニック副院長の猪野亜朗氏に講演をいただきました。うつ・疲労・不眠による脳画像を使った「脳の変化」の解説、抑うつ傾向を示す精神障害の説明やうつ・疲労・不眠に対する飲酒の危険性について講義を受けました。また、最近の治療技法として薬よりも、まず認知行動療法を活用することや職場でのコミュニケーション、予防のためのワーク・ライフ・バランスよるセルフケアの重要性ついて説明を受けました。
第2部では三重県産業保険推進センターの安保明子氏の進行でグループワークを行いました。グループごとで職場での自身のストレスやその対処法、職場での心がけたい態度、理想の職場風土や支援体制を話し合い、各グループから発表を行い全体で情報の共有を図りました。