その他

今年度、2つの外部の研究会に参加させていただいています。9月16日、17日にそれぞれの研究会に出席しました。

1つは、地方自治総合研究所が主催する平成合併の検証研究会。
当センターで県内の市町村合併の検証をするにあたり、オブザーバーとして参加させてもらっています。地方自治的背景、地理学的背景、マスメディアが果たした役割、総務省が果たした役割、昭和の合併はどうだったかなど、非常に多角的な視点からの研究を進めています。

もう一つは、自治労本部が主催する自治体職員の役割・働き方に関する研究会。
地域主権改革が進み、地方の時代を目前にし自治体職員の働き方にも大きな変容を迎えようしている中、自治体職員の強みとはなにか、これから求められる「公」のあり方などについて研究を進めています。

多くの著名な研究者の方々のお話を聴けることは勿論ですが、全国の現職自治体職員や自治体職員から研究者へ転身された方々とのコミュニケーションは、自分にとってとてもよい刺激になっています。

三重県内の情報

9月14日に三重県総合文化センター小ホールで開催された「美し国みえ 観光まちづくり講演会」に参加しました。

第1部は「これからも地域が価値残るために」と題したスイスツェルマルト観光局 JTIC.SWISS代表の山田桂一郎さんの講演。
「世界トップレベルの観光ノウハウを各地に広めるカリスマ」として内閣府・国交省・農水省が認定した観光カリスマ百選にも名を連ねる山田さんのお話はとても面白く、説得力十分。
「勝ち残る」んじゃなくて「価値残る」ためにどうするか。「観光地」じゃなくて「感幸地」にするためにはどうするか、私の住む津市について、深く考えさせられる内容でした。

第2部は「観光立国の現実と三重県観光の進展」と題した観光庁スポーツ観光推進室長の坪田知広さんの講演。
坪田さんからは、スポーツーリズムに婚活ーリズムと、楽しくなるようお話が。平成17年から3年間三重県に出向していらした坪田さんのお話からは三重県愛がヒシヒシと伝わってきました。
また、民主党代表選真っ只中の講演だったため、「菅総理に決まったから、安心して今の事業を進めてください」との声が参加者から挙がるという一幕もありました。

とにかく柔軟な発想からでないと、新しい面白いことは生まれないなとお二人のお話を聞いて感じました。

その他

2010年8月4日(水)に、第1回地方財政研究会を開催しました。

研究会の第1回として、地方自治総合研究所研究員の飛田博史氏を講師に招き、「地方税財政改革の動向とその周辺」と題し講演会を開催しました。

講演内容の概要については、機関紙「地方自治みえ」の第219号(2010年9月)と第220号(2010年10月)にて報告します。講演する飛田博史氏