セミナー 講演会 シンポジウム

3月5日(水)、三重地方自治労働文化センターにおいて第3回目となるメンタルヘルス事業セミナーを開催しました。
再び、かすみがうらクリニック副院長の猪野亜朗先生を迎えて「アルコール・薬物依存・ハラスメントについて」と題して講演会を行いました。

2013年12月、「アルコール健康障害対策基本法」が成立。
これは飲酒が引き起こすさまざまな問題について総合的に取り組むというもので、国や県、地方自治体などの公共団体をはじめ、酒類製造・販売業者や医師などそれぞれの責務を明示した内容となっています。

講演で猪野先生は、法律制定の背景やアルコールとうつとの関係、また薬物摂取の危険性などについて述べられました。
さらに、職場におけるメンタルヘルス対策として非常に関わりの深い「パワーハラスメント」防止施策についても解説がありました。

三重県地方自治研究センターでは、参加者対象に実施したアンケート結果を基に次年度以降も引き続きメンタルヘルスに関する事業を実施する予定です。

セミナー 講演会 シンポジウム

1月29日(水)三重地方自治労働文化センターにおいて第2回目となるメンタルヘルス事業セミナーを開催しました。
今回は、三重いのちの電話協会副理事長の珍道世直さんを講師に迎えて「自殺予防について」と題して講演会を行いました。

三重いのちの電話協会では、自殺者を減らすために日々相談者の時間に合わせて18時から23時に電話相談を受けています。
電話相談では、できる限り相手の気持ちに寄り添い、じっくり時間をかけて傾聴(敬聴)することを心掛けているとのこと。
珍道さんは、「あなたにもできる自殺予防のための行動」として「気づき」「傾聴」「つなぎ」「見守り」が大切であると訴えました。

第2回メンタルヘルス事業セミナー

三重いのちの電話協会副理事長 珍道世直さん

セミナー 講演会 シンポジウム

12月11日(水)三重地方自治労働文化センターにおいて、三重県地方自治研究センター主催・自治労三重県本部共催の「アルコール健康障害対策と自殺について」をテーマとした、メンタルヘルス事業セミナーを開催しました。

セミナーの第1回目は、かすみがうらクリニック副院長の猪野亜朗先生を招き「うつ病を中心とした精神疾患について」と題した講演を行いました。

猪野先生からは、2012年10月に当センターが実施した「自治体別メンタルヘルス対策のアンケート調査」の結果を基に県内の自治体の取り組み状況について報告がありました。

また、精神疾患による休職者に対しての職場復帰の支援の方法や自殺予防のための産業保健スタッフの役割など具体的な事例を交えながら詳しく解説されました。

なお、今回のセミナーは計3回を予定しており、第2回は2014年1月29日(水)「自殺予防について」と題し、三重いのちの電話副理事長の珍道世直氏に、第3回は2014年3月5日(水)「アルコール・薬物依存・ハラスメントについて」と題し、再び猪野亜朗先生に講演いただく予定です。

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かすみがうらクリニック 猪野亜朗 氏