就労困難者

2018年3月22日(木)「平成29年度第4回 4サポステ会議」に参加しました。

三重県には4地域に「地域若者サポートステーション(通称サポステ)」が存在します。この会議は、その4つのサポステが意見交換を行う貴重な場となっています。

当センターからは、2016年2月に設置した「就労困難者の雇用創出プロジェクト」(座長:埼玉大学 石阪督規 教授)での調査報告をさせていただきました。
 若者の就労については引き続き支援が必要であり、今回の報告がその一助となれば幸いです。

会員の皆さまには、改めて調査報告書を郵送いたします。

ところで、今回の会場は「おやきカフェ Sprout(スプラウト)」で行われました。
ここは、就労に悩む若者のトレーニングカフェとして運営されています。ぜひ一度足を運んでいただければと思います。

(主任研究員 栗田)

セミナー 講演会 シンポジウム,就労困難者

「若者の雇用」「就労に悩む若者支援」などに興味ご関心のある皆さまへ

『みえ就労ミライサミット』へのご案内

三重県地方自治研究センターでは、昨年2月に「就労困難者の雇用創出プロジェクト」(座長:埼玉大学 石阪督規教授)を設立し、「就労の意思はあるものの就職できていない若者が、いきいきと働けるために必要な仕組みを検討し、社会へ提案していくこと」を目的に、調査研究活動を行ってまいりました。
本年2月には、事業者と若者が気軽に会話できる場として「就活応援カフェ」を開催いたしました。また、「就労(仕事につくこと)意識調査」では、多くの皆様にご協力いただき、若者と事業者では就労意識に差があることも分かってきました。
今回、様々な資料や調査結果、記録を皆様にご報告し、意見交換を行い、共に「働く」ということを考える機会を頂きたいと思っています。
つきましては、下記のとおり「みえ 就労ミライサミット」を開催いたします。
ご多忙の中とは思いますが、是非ご参加いただきたくご案内いたします。

1 事業名称 みえ 就労ミライサミット
2 日  時 2017年12月11日(月) 14時~17時(受付 13時30分開始)
3 内  容
石阪督規 教授(埼玉大学)をコーディネーターにお迎えし、「就労困難者の雇用創出プロジェクト」調査研究の報告及び意見交換を行います。
その後「働く」ということについ企業や自治体、参加者全員で現状や課題を共有し新たな雇用の可能性を模索したいと思います。
研究概要(資料)
4 会  場 三重地方自治労働文化センター(三重県津市栄町2丁目361番地) 4階 大会議室
5 参 加 料 無料
6 定員等
「若者の雇用」「就労に悩む若者支援」などに興味ご関心のある企業、若者支援者、自治体の皆さま、学生・一般の皆さま 70名

■申し込み方法■
①事業所名称等 ②参加者氏名 ③連絡先(電話)を明記し、FAX(059-227-3116)またはE-mail (info@mie-jichiken.jp) にて12月1日(金)までにお申し込みください。

お問い合わせ 三重県地方自治研究センター
電話:059-227-3298 FAX:059-227-3116

セミナー 講演会 シンポジウム,就労困難者

近年、就職できない若者、早期に退職する若者が増えているといわれています。総務省「就業構造基本調査」(H24) によると、三重県では就職したくてもできない若者は11,700人にも上ると報告されています。
「就労困難者の雇用創出プロジェクト」(座長 埼玉大学基盤教育研究センター 石阪督規 教授)では、若者の支援を行う地域若者サポートステーション(以下、「サポステ」)や、県内企業にヒアリング調査などご協力いただき、調査研究を進めてきました。
若者の就労支援に志を持つ企業、若者の雇用を希望するが求職者が集まらない悩みを抱える企業の存在も分かってきました。
プロジェクトでは、企業と若者が対話するチャンスが少ないことにミスマッチの原因があるのではないかと考え、両者が気楽に対話できる場所を、マッチングの仕組み含めた実証事業として、今回『就活応援カフェ』を開催させていただきました。

なお、詳細については今後、機関誌『地方自治みえ』で紹介したいと思います。

 

◆『就活応援カフェ開催記念式典』
日 時:2017年2月27日(月)13:30~
場 所:アストプラザ4階 研修室A
参加者:63名(県内企業、関係団体など)

講演「次世代を担う若者の雇用に向けて ~今、若者が望む働き方とは~」
講師 埼玉大学基盤教育研究センター 石阪督規 教授

(トークセッションゲスト)
中部工業株式会社(鈴鹿市)
株式会社太田製作所(亀山市)

◆『就活応援カフェ』
日 時:2017年2月27日(月)13:30~
場 所:アストプラザ5階 ギャラリー
参加者:68名(関係団体など含む)

ご協力いただいた企業の皆様(順不同)
・おぼろタオル 株式会社
・株式会社 太田製作所
・中部工業 株式会社
・虹の夢津
・ビューテック東海 株式会社 三重支店
・ホテル ザ・グランコート津西
・有限会社 亀井園芸
ご協力ありがとうございました。

共同主催:
三重県労働福祉協会・三重県地方自治研究センター

後  援:
三重県中小企業団体中央会 三重労働局 三重障害者職業センター
三重県自閉症協会 日本労働組合総連合会三重県連合会
全日本自治団体労働組合三重県本部 若者就業サポートステーション・みえ

三重県内の情報,就労困難者

当センターでは、2016年2月に「就労困難者の雇用創出プロジェクト」を立ち上げ、障がいを抱えているにも関わらず、障害者手帳の交付対象とならないため就労困難な若者も、働くことができるようになるような仕組みを研究しています。
若者の就労支援を行っているサポートステーション(以下、サポステ)のスタッフの方にヒアリングを行ったところ、「チャレンジ体験事業」が有効な支援策であるという意見が挙げられました。この事業は、サポステの利用者が企業に3~4週間通いながら、実践的な職業訓練を行うというものです。
そこで、9月15日(木)に、体験者を積極的に受け入れてみえる、鈴鹿市の中部工業株式会社さんに、感じることを伺ってきました。

中部工業さんは、これまで3名のチャレンジ体験者を受け入れています。もともと障がい者雇用を積極的に進めてきた中で、社内研修等を重ねてきた結果、どんな方でも温かく受け入れる雰囲気が社内に醸成されてきたことが、スムーズな受け入れにつながっているとのことでした。

職場では、体験者と指導員が信頼関係を築けるよう留意する、作業工程を細分化してできそうな仕事を切り出す、様子を見ながら作業レベルを上げるといった配慮をされていました。体験をやり遂げ、成長していってほしいという想いが強く感じられました。

体験者の方から受ける印象を伺ったところ、礼儀正しく真面目で、前向きに取り組んでくれるとのことでした。そして、体験者の前向きな姿勢が、社員のモチベーション向上等、プラスの影響を与えてくれているとのお話もありました。

最後に、就労支援に関して企業の協力を得るためには何が必要と感じるかを伺ったところ、就労支援への協力が社会的に評価されるような仕組みがあれば、協力企業も増えるのではないかというご意見をいただきました。

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今回のヒアリングを通して、まず中部工業さんのような素晴らしい取組みをされている企業が三重県にあることを大変うれしく思いました。と同時に、こうした企業の取組みに対し、もっとスポットライトが当たるような社会になってほしいと感じました。

また、プロジェクトとして、新たな就労支援の仕組みに企業の協力をお願いするためには、企業側のメリットも考えていく必要があるということも改めて感じました。
たとえば全国では、CSR推進企業に対する認定制度等を導入し、企業がCSR活動に取り組むメリットを生み出している自治体も出てきています。
そうした先進事例等を参考にしながら、よりよい仕組みについて検討を続けていきたいと思います。

(主任研究員 佐々木・栗田)

就労困難者

【就労困難者の雇用創出プロジェクト 経過報告】

昨今、働くことができない若者が増えています。
当センターでは東京未来大学 石阪教授を座長に、平成28年2月から調査研究を開始しました。

「就業構造基本調査」(総務省H24調査)によれば、三重県内では「就職を希望しているが現在無職の若者(15歳以上34歳以下)」は、なんと11,700人程度も存在しています。

そんな若者を支援している機関が「若者就業サポートステーション」です。
若者就業サポートステーションは三重県内4か所にあり、39歳までの無業の状態にある若者及びそのご家族・関係者を対象に、職業的自立に向けた支援を行っています。
カウンセリングや各種セミナーなど一人ひとりに応じた支援を行い、「はじめの一歩」を共に歩むために設立されています。

6月、7月に、支援の現場、若者就業サポートステーションの現状についてアンケート、ヒアリング調査を実施しました。
様々な現状や課題が分かってきました。

① 来所者の中には、何らかの障害、或いはそれに近い特徴を持つ若者が5割程度は存在する。
② できることは時間をかけた丁寧で地道な支援。
③ 企業への就労体験、或いは就職に至るまでの理解をお願いしたいが、企業と接点を持つことが困難。

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今回の調査を踏まえ、「支援現場」と「求人企業」でミスマッチが起こっていないか、それを確認する必要があるようです。
本プロジェクトでは今後、企業における若年層の採用について、調査を進めたいと思っています。

(主任研究員 佐々木・栗田)