機関紙「地方自治みえ」

『地方自治みえ』第258号(2013年12月)を発行しました。会員の皆さまには発送しています。

今月号の内容は次のとおりです。

p1~4.「団塊の世代」「第2次ベビーブーマー」の加齢と地方自治体【前編】 
―「家庭・コミュニティの再構築」が21世紀の自治体の最重要課題の1つ―
(名城大学 都市情報学部教授 昇 秀樹)

「学級崩壊」「校内暴力」「成人式崩壊」そして「モンスターペアレンツ」の登場と保育料、給食費の不払い、税金・社会保険料の不払い・・・一昔前の日本では考えられなかったこの種の現象が20世紀末以降見られるようになったのはなぜなのか、そしてこうした現象に対して地域の安全・安心を確保する役割を持つ自治体はどう対応すべきなのか。
これら21世紀の日本の課題とそれが出てきた背景を2号続けて連載します。

地方自治みえ第258号

 

セミナー 講演会 シンポジウム

12月11日(水)三重地方自治労働文化センターにおいて、三重県地方自治研究センター主催・自治労三重県本部共催の「アルコール健康障害対策と自殺について」をテーマとした、メンタルヘルス事業セミナーを開催しました。

セミナーの第1回目は、かすみがうらクリニック副院長の猪野亜朗先生を招き「うつ病を中心とした精神疾患について」と題した講演を行いました。

猪野先生からは、2012年10月に当センターが実施した「自治体別メンタルヘルス対策のアンケート調査」の結果を基に県内の自治体の取り組み状況について報告がありました。

また、精神疾患による休職者に対しての職場復帰の支援の方法や自殺予防のための産業保健スタッフの役割など具体的な事例を交えながら詳しく解説されました。

なお、今回のセミナーは計3回を予定しており、第2回は2014年1月29日(水)「自殺予防について」と題し、三重いのちの電話副理事長の珍道世直氏に、第3回は2014年3月5日(水)「アルコール・薬物依存・ハラスメントについて」と題し、再び猪野亜朗先生に講演いただく予定です。

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かすみがうらクリニック 猪野亜朗 氏