第4回シンポジウムが無事終了しました
10月21日日曜日に津市の三重県総合文化センター多目的ホールにおいて、第4回の「市町村合併を考える」シンポジウムを開催致しました。
今回も300名以上の方々がご参加いただきました。誠にありがとうございました。
回収致しましたアンケート等によりますと、津市、安芸郡等の中勢地域にとどまらず、南勢地域、伊賀地域から参加された方がありました。また、学生の方や主婦の方にもご参加いただき、参加者層は今までで一番幅広かったといえます。関係地域の首長様及び議会議員様も多数参加されており、講演及びパネルディスカッションに真剣に耳を傾けてみえました。
特に、第2部のパネルディスカッションでは、地域パネリストからの意見発表の後、講師に向けての質問を直接ぶつけていただきました。
合併の是非について舞台上とフロアの双方からさまざまな意見を伺うことができましたが、時間の制約もあり、具体的な地域事情を踏まえた合併論議には至る所となりませんだ。この点には、事務局としても検討課題としております。
基調講演とパネルディスカッションの概要については、後日、本サイトにも掲載いたします。
会場アンケートの中から目立ったご意見をいくつかご紹介しておきます。
当日、取材にみえていましたZTV(ケーブルテレビ)より、放送日の連絡をいただきました。以下のとおりですので、可能な方はぜひご覧下さい。
10月23日午後6時から、15チャンネルの「中勢ナウ」の枠内で放送されます。
来年2月に「わくわくシンポジウム」という、いろいろなシンポジウムの様子を放送する番組内で、パネルディスカッションの部分を中心として放送される予定です。
参加者の方及び開催に際しましてご尽力くださった多くの関係者の方に厚く御礼申し上げます。
シンポジウム事務局
会場アンケートに記入して頂いた意見から
・「時間を掛けて勉強していきたい。平成17年3月合併は早急過ぎると思う。もっと住民の声を聞く機会を作っていくことが望まれる。」(白山町、60歳代、男性)
・「住民意識が大事であることがわかった。国、県より地元(住民)が第一であると思いました。」(記入なし)
・「阪上教授の政令都市、50万人構想に大賛成である。これなくして、県都津市の発展はないといえる。」(津市、50歳代、男性)
・「前の合併の洗礼を受けている高齢者のパネリストが入るべき。合併のメリット、デメリットを経験している人の発言が必要(1人でよい)。」(伊勢市、50歳代、男性)
・「住民すべてが市町村合併について真剣に考え、自分たちでできることを確認する必要があると思う。」(美杉村、30歳代、女性)
・「住民にもっと考える場を作れるよう、市民に資料を流してほしい。」(安濃町、60歳代、男性)
・「早川教授の話はよくわかった。しかし、地方分権、構造改革が本格化する中で、合併しない場合の津市長の言われた検証が必要と思った。」(一志町、50歳代、男性)
・「市町村合併は、住民参加の面、福祉の面、まちづくりの面がよくできるシステムを踏まえながら進めていくのが大切だと思います。両講師の意見の違いもわかりやすかった。NPOの方がたの話も興味がありました。」(津市、10歳代、女性)
・「もう少し、具体的な内容に入っていただけると思ったが、あまりにも抽象的であった。」(白山町、40歳代、男性)
・「合併推進派、反対派の両方の意見が聴けてよかった。参加者に純粋な「市民」が少なかったのは残念であったと思う。」(岐阜県、20歳代、女性)
・「どちらの意見もわかるが、どちらがベストなのかが、なかなか自分の中で見えてこない。」(津市、20歳代、男性)
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